2015年9月25日金曜日

明後日は ARTiSM です。

明後日、9月27日(日)はスチームパンクショーの 第5回 ARTiSM MARKET です。

前回までは浜松町でしたが、今回からは浅草の産業貿易センター台東館で開催されます。
9月27日(日)12時~17時
入場料500円

10月頭には、新宿ミネラルショー、11月中旬にはデザインフェスタで(仮称)「ミニヴェルヌ展」の為に、作りこまなければならない作品課題が山済みですが、実はここ数カ月、思わしくない。

若い頃に身体を虐め過ぎたのとここ数年の運動不足が祟って、両肘、左肩、首、腰、右膝が常に痛い。特に、24歳からボウリング競技を再開し、30歳から7年間のプロ生活で身体は恥ずかしいほどに捻れにネジレ。左利きで約7kgのボールをほぼ毎日200球から800球(15~70ゲーム)も投げていたので、鏡の前で直立するとまっすぐな部分が全く無い。足先から頭にかけて左後ろ側に捻れて左肩が下がって頭が右に傾いているw。普段からボクサーの構えに近い。

長年、クラフトやミネラルショーに行くにもキャリー2台を両手で引っ張っていた計50kg超の荷も、ここ数カ月は片手分、キャリー1台に。半分しか持って行けなくなってしまいました。

更に或る程度の時間、作品作りや文章作りをすると眼が疲れて痛む。
100年前の平均寿命を遥かに過ぎると、色々と厳しいです。

写真は、今日の朝から作っているアルミ板のファニーフェース。
本当はチタン板で作りたいのですが、既に僕の体では無理になってしまいました。











会場では、お客様からのリクエストで作品をお作りしています。
今日明日で、何とか一つでも多くの作品を作り、日曜日のアーティズムに持っていきたいと思っています。
ご都合のよい方は是非、お越しください。
会場でお待ちしております。

zenju









2015年9月10日木曜日

ヴェルヌさんが書きたかった、幻の作品。

19世紀、1828年フランスのナントで生まれたジュールヴェルヌの小説の全ては、当時のピエール・ジュール・エッツェルというパリ在住の凄腕編集者を通して発行されていました。1863年、35歳の時に書いたデビュー作「気球に乗って5週間」が大ヒットし、ヴェルヌとエッツェルのコンビは次々と冒険譚やSF小説を世に出し、後に、H・Gウエルズと共にSFの父と呼ばれるようになりました。

こちらの本はエッツェル版の大きな豪華本「80日間世界一周」。19世紀には文庫本などは無かった(笑)。


エッツェル氏は編集者兼発行人で、小説家でもありました。ヴェルヌには大人にも子供にも受ける冒険譚を書かせる事に注力し、ヴェルヌの書いた原作原稿に対し、強く指導し、書き直させ、ダメ出しをし。冒険譚64冊、SF小説31冊、戯曲20冊の作品を世に生み出させました。

こちらの本は、1958年(昭和33年)創元社刊、世界大ロマン全集の「月世界旅行」。


1905年3月24日にジュールヴェルヌは亡くなりましたが、実はデビュー当時、彼が本当に書きたかった作品の一つが、エッツェル氏によって没原稿とされていました。

「気球に乗って5週間」の次作として書いたその原稿は1991年のある日、曾曾孫ジャン・ミッシェル・ヴェルヌによって発見されました。1863年から実に128年もの間、眠っていたのです。これが100年後の未来、1960年のパリを舞台にした「20世紀のパリ」という作品です。

上が1995年刊の日本語訳、下が1996年刊の英語訳。

これから読みます。




2015年の今、1991年に発見され1995,6年に刊行された1863年に著された1960年の未来小説を読む。過去に戻ったり未来に往ったり。昔の作家の今よりも昔を未来予想した小説には、タイムトラベラーが過去を旅するようなダイナミズムが感じられます。



















2015年9月5日土曜日

先日は、余りに準備不足のまま、無謀にもクラウドファンディングに挑戦したにも拘らず、ご支援、ご協力をいただきました皆様には本当に感謝しております。有難うございました。

予算達成とはなりませんでしたが、今回、非常に多くの事を学びましたね。これがキッカケで今までタッチして来なかった様々に触れる機会にも恵まれました。

今回のノーチラス号の作成プランは、2年計画の第1段です。
全長3.5mのオリジナル・ノーチラス号は11月21日(土)22日(日)のデザインフェスタの自ブースで初お披露目しますので、ご都合の付く方は是非お立ち寄りください。

<プロジェクトJGV>は、デザインフェスタの自ブースで開催する(仮称)「ミニヴェルヌ展」を始めとして、徐々にジュールヴェルヌへのオマージュ企画を進行し、2年後2017年の秋まで続きます。



そして、最近は、ミネラルショーやクラフトショーの他に、スチームパンク展やコミックシティのアルトバリエにも参加を始めましたし、秋のデザフェスの翌日には、「文学フリマ」に初参加致します。

毎週末のフリマや青空個展への出展というスタイルからは離れていますが、作品にご興味のある方はこれまで同様、スケジュールをご覧になって会場にお越しいただきたくお願いする次第です。


9月27日(日) 第5回ARTiSM(スティームパンクフェア)
10月1日(木)~10月5日(月) IMAGE2015(ミネラルショー)
11月21日(土)22日(日) デザインフェスタ=自ブースでジュールヴェルヌ展を開催。
11月23日(月) 文学フリマ
12月3日(土)~7日(月) 東京ミネラルショー
12月20日(日) 第6回ARTiSM(スチームパンクフェア)

尚、検討中のイヴェントも有りますので決まり次第、追加致します。
zenju